【女性は知らない】妊活する男性の気持ちと葛藤

あなたが妊活を始めるきっかけはパートナーからの提案でしたか？私はそうでした。そして私自身、妊活することと、自分のプライベートのバランスをうまく取れず、夫婦仲まで険悪に。さらには、これまでいきり立っていたモノがピクリとしない事態にも……その経験を得て学びました。男性は妊活で直面する自分の気持ちと葛藤を事前に知っておくべきことを。

妊活は男の気持ちにプレッシャーを与える

そろそろ子ども考えてみない？

私自身、パートナーのこの一言から妊活が始まりました。

「じゃあ妊活してみようか。」と始めてみるものの、なかなか検査薬が2本線にならず、徐々に焦りと不安が大きくなります。そう。妊活することで男性は知ります──妊活の大変さを。

同時に女性はいつでも妊娠できるワケではなく、排卵期というゴールデンタイムだけであることも知ります。

そのため、これまでアダルト動画や風俗など、好き勝手に性欲を解放していた男に妊活は苦痛にもなります。妊活では男がエッチしたくない、ましてやパートナー側がそうである場合にも、エッチが必要になるからです。

妊活男の気持ちを揺さぶるタバコと酒

妊活でまず壁となるのが、タバコと酒です。この2大中毒コンテンツは、妊活に悪影響でしかありません。間接的にはパートナーから将来迎えるべき生命にも。

そして、タバコと酒は男性の精力・勃起力を減退させるのにうってつけ。ただこれらを絶てれば、アソコはより勃ちやすくなるのだが、依存性のあるタバコと酒は、あなたの袖をいつまでも離してくれません。

タバコがもたらす勃起への悪影響

タバコがもたらす勃起への悪影響は、世界の研究でも分かっています。次のグラフは、タバコの喫煙とED発症の統計を表しものです。

上記のグラフでは日本だけが有意差なし（あんま関係ない？）とあるのですが、他国ではタバコもたらす勃起への影響が如実に現れています。

酒がもたらす勃起への悪影響

次に酒と勃起に関して、酒は少量であればむしろ良薬的なイメージがある一方、実は脳の働きを抑えてしまい、結果的に勃起力を低下させます。

さらに長期にわたる飲み過ぎは肝障害につながり、男のパワーの源である男性ホルモン（テストステロン）を低下させ、性欲の減退させることも明らかになっています。

妊活する男性は、一時的にも酒とタバコの量を減らせるのが理想です。ただし、いきなり止めようとするのは、かえってストレスの増幅を招きかねません。

徐々に量を減らすのが得策です。たとえば酒なら350mlの缶ビールを1本にするなど。そしたら青年期の勃起力を取り戻せるかもしれません。

そして妊活を機に酒とタバコを縁を切れたら、使えるお金が増えることにも気づくでしょう。

妊活は男の器が試される

妊活は男性の器の広さが試されます。いかにパートナーに献身的になれるかがカギになるからです。

妊活では排卵期の週にエッチをすることが大前提。しかし仕事や友人との飲みなどを優先し、その週のエッチをおごそかにするなら、パートナーには「妊活する気ある？」言われるでしょう。

あなたを起因としたささいな言い争いから、お互いにネガティブな感情に飲み込まれてしまうと、妊活うんぬんの関係性を破綻させてしまう可能性だって否めません。

お互いに子どもを迎えたい気持ちを共通認識として持ちながらも、男はパートナーの気持ちに寄り添うことが、妊活をするなかでのスタンスにすることが大切です。

妊活男の気持ち・モチベーションアップ

多くの男性は正直、子どもを自ら欲する気持ちをもつ割合は多くないかもしれません。

そして私みたいな現代社会の一般人男性は、妊活に対するモチベーションはどのように保てばいいのか。もし過去の自分にメッセージを送るなら、次のようなことを伝えたいです。

• あなただけの家族を手に入れられる
• 生きなければならない使命を得られる
• ゲームや娯楽では得られない幸福感を得られる

妊活していると、どうしても視野が狭くなります。「今月もダメだった」「自分たちは子どもできるのか」など、目に見えない不安やイラ立ちがどうしても起こります。

ただ大前提として妊活という行為自体、パートナーが居て初めて成立することです。

そこで、あなたとパートナーが出会ったことから幸せだと感じた思い出などを一度振り返ってみるのもいいでしょう。そしていま目の前に居る大切で愛おしいパートナーと実現した幸せを抱きしめてほしいです。

妊活は男の気持ちも理解したい

妊活がうまくいかないことで、夫婦仲は険悪になることもあります。それは裏を返せば、お互いが真剣に向き合っている証拠。だからこそ男性は妊活する段階になる前にも、パートナーとの価値観やどういう人生を歩みたいのかを前もって話し合っておくのがいいでしょう。